不妊治療に3年使った元社畜の記録

たぶん150万円は飛んだよね、アハハ

【領収書公開】卵管造影検査の思わぬ伏兵、そして費用

 

2017年3月某日、JR東京総合病院に来たよ

5回の人工授精が不発に終わってしまい、

その原因を探るべく、我々調査団は南米奥深くのアマゾンへと飛

 

んでないです(知ってるわ)。

さて、新宿界隈で名高い大病院・「JR東京総合病院」にやってきました。

チャリで。

 

私は普段、必死でプラス思考ぶっているけど、

根はかなりのマイナス思考なので、

考えすぎるのをコントロールできず、夜眠れなくなることもしばしば。

卵管造影検査についても

「すごく痛い」という口コミを見て前日夜から冷や汗が止まらない。

お尻の注射も痛いし、人工授精も痛いし、

不妊治療って痛いことばっかりだよなあ。

 

ところが、卵管造影検査、予想もしなかった所で、

まったく違う痛みを味わうことになる。

”序章”のバルーンが痛すぎる

細かい検査方法は素人だしよく覚えてないのですが、

病院の2階か3階にあった(と思う)内診台のある部屋で、

バルーンと呼ばれる器具を入れて子宮口を拡張させた後、

バルーンを股に挟んだままの状態で、

地下にあるレントゲン室に徒歩で向かうという流れ。

 

最先端風のキレイな内診台に座り、

ぐわーんと股を開かれ、バルーンを挿入……なんだけど、

 

「いたた、いたたったたたたーーーー!!!」

 

うそでしょ、今まで味わったことのないほどの痛み。

いや、そういえば一度、いつものクリニックに行った時、

何かの検査で同じ痛みを味わったことがある。

あ~、そういえば、あれも確かバルーンだった……。

 

思い起こせば、人工授精でも毎回、これより軽いとはいえ、

同じような種類の痛みを感じている。

たぶん、私の子宮口、普通の人よりだいぶ狭いんじゃない……??

 

それをバルーンで無理やりこじ開けるわけだから、

もう本当に、立ってられないほどの痛み。

 

ここから、これを股に入れたまま、

徒歩で地下のレントゲン室に行く……だと!?

 

無理ゲーにもほどがある!!

 

「痛い、いたい、ヒイイイ」

 

先生「大丈夫ですか!!」

 

受け持ってくれていた若い男性医師もびっくり。オロオロ。

たぶんこんなに痛がる患者、あんまりいないんじゃないかな。

 

(痛がる患者なんてウザいよね、すみません、すみません!)

 

と内心、平身低頭のわたくし。

でもね、そのお医者さん、すごく優しかったんです。

レントゲン室まで「ゆっくりで大丈夫ですから!」と肩を貸し、

急かすこともなく、一歩一歩、私のペースで進ませてくれたんです。

男性のお医者さんだったんだけど、だからこそ逆に

すごく心配してくれたのかもしれないね。

大病院のお医者さんってすごく忙しいだろうし、

もっと冷たいかと思っていたよ。

先生本当にありがとう、ありがとうございます!

 

でもこれ、まだ序章だから。

本番の卵管造影検査、これからだから。

いよいよ本番。いざ卵管造影検査

 レントゲン室にやっとの思いで到着して、台に寝かされたわたくし。

もう「うっ、うっ、痛え……」てうめくのがやっとで、

何をされているのかもわからない。

 

バルーンでこんなに痛いんだから、

卵管造影検査なんて気絶しちゃうかもしれない。

正直、目の前が真っ暗に。

ところが。

「つづりやさん、つづりやさん、もう卵管造影検査始まってますよ!」

 

え??

 

いつの間にか卵管造影検査の薬剤が注入されているではないか。

 

「ほんとですか?全然痛くありません……」

「はい、詰まってませんよ、キレイな卵管です!」

 

レントゲンにはスムーズに薬剤が流れていく様子がくっきりと。

 

「あっ、え、へー!」

 

その瞬間だけ、バルーンの痛みがふっとんだ。

へー、卵管はキレイなのか、良かったー!

なんと”アレ”で払えました。意外な?検査費用

レントゲンを使うような特殊な検査だったから、

さぞや高いんだろうなーって思っていたけど、

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初診と検査で合計5.330円なり

 

意外と安いな!?

 

そして「JR」ならではの……

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なんと、Suicaで支払えました笑。