人工授精1発目!その結果と費用は……
2016年7月 人工授精が痛すぎる
朝に持参したピエールのおたまじゃくしどもは、
遠心分離機でギュッと濃縮されているとのこと。
先生が準備している間、わたしはいわゆるカーテンで仕切られた、
内診台と呼ばれる椅子にスタンバイです。
内診台に乗るの、やっぱ最初は恥ずかしかったけど、
あまりにも内診されるものだから、心がマヒして慣れっこになってしまったよね。
そしていよいよ、金属のような固い感触の棒が
ずりずりと中に押し込まれて行きます。が……
「いっっ……たあぁああ……!」
先生「ん??」
なんだこれ、すげー痛い。
中に固い物が入って行くっていう違和感もすごい。
思わず体をこわばらせてしまった……。
一方、先生の方もなにか違和感があるみたいで。
「普通はすんなり入るのに、おかしいな~」って心の声がだだもれだぜ。
とはいえ、丁寧にしてくれている様子は伝わってくる。
「大丈夫ですか、もう少しですよ」と声をかけてくれる。
いたい。イタイ。痛いけども。
ここまでどれだけ通院したと思ってるんだ。
ここでやめるわけにはいかないんだ。
耐えろ、耐えろ!
いてえ…
「いてえええええーーーーー!!!」
でも限界、もう声出ましたわ。
なんだろうこの痛みは。
体の奥に異物が入るのってこんなに痛いんだろうか。
外側から叩かれたり傷つけられたりするのとは全く違う種類の痛みだったよ?
先生は申し訳なさそうにゆっくりゆっくりと器具を入れつつ、
最後にぐいっと力を込めて、たぶん注射針のスポイトの原理で、
おたまじゃくしどもを注入。
終わった瞬間、ふーっと肩の力が抜けて、
自分が全身を硬直させていたことに気付く。
こんな風に緊張したら、入るものも入らなくて余計痛みを感じてしまうんだろうに、
理性が吹き飛びかけて、リラックスしようと努めることもできなかった。
お尻に注射打つのなんか全然序の口であったな……。
こんな苦痛に耐えたんだから、できれば報われてほしいよ。
でも残念ながら、今期の結果はNG。
次の月、普通に生理来ちゃいました。
しかもここから半年以上、この努力が報われることはありませんでした。
人工授精に費やした通院日数と費用まとめ
【2016年7月 初めての人工授精】
通院の流れ
3日 生理スタート
7日 投薬スタート(5日間)
13日 診察 1時間待ち
15日 注射 1時間半待ち
16日 注射 1時間待ち
19日 人工授精(1回目)待機時間含む約2時間
【人工授精そのものにかかった費用】
12.074円
ほか、内診のみや、注射代で8000円ほどかかってるはず。
(細かいところの領収書が残っておらず、今期は確認できませんでした。)