不妊治療に3年使った元社畜の記録

たぶん150万円は飛んだよね、アハハ

自宅で何度も検査しちゃう気持ち

「妊娠反応」と思いたい気持ちが強すぎ問題

前回の記事で触れましたが、人工授精、痛かった~。

 

tsuzuriya.hatenablog.jp

 

あれほど痛かったんだから、どうか報われてほしい……。

 

そんな、初めての人工授精から約2週間。

次の月の頭、生理前のおなかのハリのようなものを感じるではありませんか。

 

「これは、噂に聞く妊娠反応なのでは~!?」

 

客観的に見たら「いやいや、冷静になりたまえ」とツッコミを入れたいところですけど、

一日千秋の思いで結果を待ち続けてるもので、

ドキドキと検査してしまいました。

 

完全なる陰性でした。そりゃそうだろ。

 

いや、ホント…

「もしかしたら」という思いが先走りすぎて、使っちゃったんだよ……。

そもそもね、あれ、生理予定日を過ぎないと反応出ないからね?

 

続きまして…

なんと、前回から約35日目、トイレで少量の赤い血を確認いたしました!

でも「あー、きちゃったね、ハイハイ」とはなりませんでした。

 

「これはもしや妊娠反応では!?」

 

いや普通に…。

信じたくない気持ちはわかるけども。

 

ネットで「着床したら少し血が出る場合がある」という、ほんとかよーっていう

よくわからない単語を見たせいなんだけどね。

そんなさ、ネット鵜呑みにしたらだめだなと思いつつも、

藁にもすがる思いなんだよね。

希望を捨てたくないんだよね。

期待と不安がいつもシーソーゲームよ。

 

そこから4日間、ふつーの、平常運転の痛みに襲われました。

血の量もいつも通り。

そのころにはさすがに「だめだなこれ」って諦めがついてました。

 

気持ちを切り替えるしかない

 

まあつまりダメだったんですけど、

「あーハイハイ、1回で上手くいくなんて思ってないさ」

と、さも最初から期待してなかったようなフリをして、

自己暗示で比較的穏やかな気持ちを演出。

 

夫はハナからそこまで期待してなかったみたいで、

夫婦ともども、意外と「次いこ、次」ってな感じ。

 

そうなんだよね、あまりにも通院が多いから、

「この流れに乗ってればいつか岸に着くであろう」

と大船にでも揺られているような妙な気持ちになってるんだよね。

果たして前進しているのか謎だし、

この船がタイタニック号でないことを祈るしかないけども。

 

会社を辞めて半年以上が過ぎ、フリーとして仕事を受けられるようになり、

多少は心にゆとりができたので、

嵐の日々というよりは、

比較的心安らかに過ごしていられた気がする

(無駄に検査薬使った奴の言うことか)。

 

2回目以降の人工授精の結果

 

8月は旅行で4日ほど不在にしてしまい、

タイミングが合わずに人工授精は断念。

 

先生からは「焦りはあるかもしれないけど、

ずっと頑張ってるから、時々おやすみするのもいいですよ」

と前向きなコメントをいただいた。

 

しかし、ここから長かった。

 

9月から再び人工授精スタート。

 

【2016年9月】

4日 生理スタート

9日 投薬スタート(5日間)

14日 診察

17日 人工授精

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【2016年10月】

3日 生理スタート

7日 投薬スタート(5日間)

14日 注射

21日 注射

22日 人工授精

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11月、12月、1月もほぼ同様のため、略

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毎月毎月、ひたすらトイレでタメ息。

箸にも棒にも掛からぬとはこのこと。

えーん、これからどうなっちゃうの……?