不妊治療と会社の両立無理でした
「ストレスのもと」基礎体温測定にサヨナラ
毎朝、毎朝、基礎体温をがんばってつけていたのですが、
いわゆる理想的な曲線には全然ならないので、
「これ意味あるのかな~」とストレスのもとになっていたわたくし。
お医者さんに
「基礎体温をつけてもガタガタになって、なんの役に立つのかわかりません」
と正直に言ったところ、
「いいですよ、つけなくて。ストレスになるほうが良くない」
と気持ちよく言っていただき、
キッパリやめました、基礎体温測定。
いいのだ、どうせ内診で卵胞の大きさ測るしさ。
2016年8月 タイミング指導スタート
会社に何度も遅刻しては、半休を消化される日々。
残業してるから8時間以上働いてるのにな~。
でも周りの不審な目もありつつ、肩身の狭い思いをしながら、何とか通院。
卵胞の大きさ測って、お尻に注射何本も打って、
「ここぞ!」というタイミングを測ります。
しかし、夫・ピエールは朝8時から夜24時近くまでいないので、
なかなか「この日に夫婦生活を」と言われてもタイミングが取れない……。
そんなに働いている奴に無理をさせるのも申し訳ない……。
しかも「タイミングは2回とってください」と言われてしまい。
いやー、3日間のうちに2回は難しいです!
診断の結果を受けて、ピエールには一応「きょうらしいです」とLINE。
ピエールは私が週に何度も通院したり、
そのたびにお尻に注射を打ったりしているのを見て、
いつも「大変そうだな~」って思ってたみたい。
「せっかく迎えたチャンスを無下にするのは悪いな~」と思ったみたいで、
なんとか毎月、がんばってくれました。
とはいえ、社畜同士なのに、3日間で2回はやっぱり無理なんだよね……。
月に1回が限界でした。
まだ不妊治療の超入口なのに、
私も通院回数の多さにげんなり気味。
さすがに会社での周りの目も気になってきたところ。
2015年12月退職決意
この間、異動があり、前回紹介した「既婚者を目の敵にする婚活中女上司」から離れることになったのですが、
新しい仕事が始まったのに相変わらず通院の日々で、
半休がどんどん勝手に消化されてしまう状況に限界を感じはじめ、
気まずさから、半年後、やむなく退職を決意しました
(お尻に注射打ってから出社する自分は面白かったけど)。
妊活で遅刻していたとは恥ずかしさもあって最後まで言えず、
退職の理由は「病気の治癒のため」ということで。
とはいえ、業種的に在宅でも可能な仕事がたくさんあったので、
当時の会社から仕事を請け負うことに。
完全に退職したというよりは、
出社をやめる代わりに出来高制で給料が払われるスタイルに転身したという感じ。
これはたまたま私の業種で可能なことであって、
なかなかこうはいかないものですよね。
正社員で普通に妊娠できる人は、
前世でどんな徳を積んでるんだ。
そして正社員で妊活やってるみなさん、
本当に頑張ってるよ、すごいよ!
「いつかその努力が実りますように」と心から願ってる。